あるべき自分になる為に…

あなたが今、頑張っているのは誰のためですか?

 

 

 

自分のため?それとも家族のため?

愛する人のため?

 

 

 

人それぞれ事情はあると思いますが、

実は人ってのは最終的に自分のために

行動しているんじゃないかなと思うんですよ。

 

 

これを、いやいや私は自分のためになんか

やってません。

と言っている人をたまに見かけますが、
その方がもし、なんの見返りも求めず、

期待せずやっていることでしたら、それは

大変素晴らしい事かと思います。

 

 

 

しかし、そういう無償の愛で他人の幸せに

100%尽くせる人ってのは、

なかなか居ないんじゃないでしょうか。

 

 

 

少なからず人は自分が行った行為に対して

認められたい、評価されたい、感謝してもらいたい
という感情があります。

 

 

 

マズローの5段階欲求理論ってのがありまして、

そのうちの尊厳欲求に当たります。
例えばこれだけやってあげたのに…とか、

これだけのことをしたのだから…と言うような

何か少しでも見返りなどを求めてしまうようであれば、それは100%他人の幸せのために
行動してるとは言えないのかなと。

 

 

 

で、さきほど出てきたマズローの5段階欲求理論を

さらっと説明すると
マズローは『人間はあるべき自分(自己実現)に向かって絶えず成長する生き物である』

と提唱しています。

 

 

 

人間の基本的な欲求というのは

5段階のピラミッドのようになっていて、

底辺から1段づつその欲求を満たしていくことで

最終的に自己実現の欲求が満たされると説いています。

 

 

 

第1段階は『生理的欲求』…これは生きていく上での基本的な欲求です。食べるとか寝るとか
そういうことです。

 

 

 

次に第2段階は『安全・安定の欲求』…健康状態、生活や経済的な安定への欲求。
第1段階で生きていく上での欠かせない欲求が満たせたとき人はその状況を継続・安定させようとします。
それが安全・安定の欲求です。

 

 

 

第3段階は『社会的欲求』…グループに属したい、社会の一員という認識が欲しい、仲間が欲しい
といった欲求です。

 

 

 

第4段階に『尊厳欲求』…さきほどの第3段階で組織や集団に属した時にその集団の中で価値ある存在になりたい、
認められたいと思う欲求です。

 

 

 

そして第5段階で『自己実現の欲求』となります。

 

 

 

冒頭の話に戻りますが、

まぁ、なので私も含めて皆さん自己実現のために

頑張っていると思うのですが、

 

 

 

このあるべき自分になる為には、

その下にある尊厳欲求を満たさないといけないわけです。

 

 

 

では集団のなかで価値ある存在となる為にはどうしたらいいでしょうか?

 

 

 

簡単な事です、その集団の中に得をもたらす人間になればいいわけです。

集団の人々が幸せになれるようなものを
提供できる人間になればいいのです。

 

 

 

そうすると、その中ではあの人がいないと困る、

あの人と一緒にいたいとなるわけですよね。

 

 

 

そうなってくると誰が一番、得をするのかというと…はい、そうですね。自分なんですね。
自分が一番、得をするんです。

 

 

 

他人の幸せのために尽力する、するとその中で無くてはならない価値ある存在になる。

すると多くの人から求められ結局は自分が得をする。
そうして得た経験や知識はさらに自分を成長させてくれます、

 

 

 

そして成長した自分がさらに他人を幸せにすることが出来るとなってくれば
さらにさらに大きなリターンとなってきます。

 

 

 

成功とはこういうことを言うんじゃないのかなと、100%自分のために生きて行動する。

それによって他人を幸せにすること。

これが最高の成功の形なのではないかなと思っています。

 

 

 

自分だけとか、自分は差し置いて世のため人のためではなく自分も他人もwin‐winとなれるそんな関係。

その為のマインドセットとして、

自分のためだという認識で100%最高のパフォーマンスを出して、周りの人を幸せにする
そうすることで最終的に自分が幸せになれる。そんな形を作っていきたいです。

コメントを残す