検証 Season2−2

はい、どーも。

前回、ルールを守ってやりましょう!って事と
大数の法則が効果出るであろう数の大量の検証数を
しなくちゃ駄目ですよってお話をさせていただきました。

はい、ここで感の良い方や
実際に大量の検証をしっかりやっている人は分かると
思いますが、検証をする上で何がネックになってくるでしょうか?

大量の検証をこなすにあたって、まず一番のネックは
“時間”です。

大量の検証をこなす為の効率を考える

しっかりとルールに基づいて、一つひとつデータも取って
キャプチャ撮って・・・
それを最低でも1000例。

これがどれぐらい大変かが検討もつかないようでは
話になりません。

時間がめちゃくちゃ掛かります。
良いですよ、気長にやろうと思っている方なら
たっぷりと時間を掛けてじっくりと腰を据えてやったら良いと
思います。

しかし、時間は有限ですからね。

私はこんな事に大切な時間を掛けたくないと
思いました。
かと言って、検証しないという選択はありません。
だったら検証の効率を上げる方法を探さなければなりません。

まず考えられるのはルールをシンプルにすることです。
ややこしいルールにして、いちいちルールを確認しながら
検証しているって効率悪いですよね?

誰でも簡単に覚えられる程度の簡単なルールにするんです。

そして、エントリー条件もエグジット条件も
最初は1つずつが良いでしょう。

次にルールをシンプルにするといったところで
問題点が出てきます。
それがマルチタイムフレームでの考え方です。

トレードを検証するにあたって、エントリーからエグジットまでだけを
繰り返しデータ取っている人がいますが、これは検証の意味がありません。
実際にトレードをしているという前提で本番さながらの環境で
やらなければ意味がないと思っています。

検証では成績良いんだけどと言ってるタイプは
環境を考慮せずにトレード検証している人が多いですね。

で、肝心のマルチタイムフレームを考慮して
検証していこうとすると、当然、長期時間足から見ていかなくちゃ
いけませんよね?

月足、週足、日足、4時間足、1時間足、
30分足、15分足、5分足、1分足・・・
どの時間足でトレードするのか分かりませんけど、
これらを全て見ていては先程から言っている効率の良い
検証はできません。

マルチタイムフレームトレードをしている方は
とことん検証をするのに向いてないのです。
仮に長期足は1時間足だけを見ていますと言った人も
環境足とエントリー足と2つチャートを見て、リンクさせないと
いけませんからね。

2つだけでも時間はかかると思います。

そこで私は単一時間足トレードを選択しました。
なぜなら単純にマルチタイムフレームトレードよりも
同じような検証の工程数だったとして、半分以下の時間で
行えるからです。

マルチタイムフレームトレードの人が同じ期間分の検証を
1年間かかるところを単一時間足トレードなら半年以下。

半年かかるなら、2ヶ月半。

チャートを流していってエントリーからエグジット、キャプチャ撮って
Excelにデータを書き込んでっていう作業を慣れてくれば、
単一時間足でなら・・・どうだろ?1分〜3分ぐらいで出来ますからね。

っと、まぁ検証の事を書いていながら
単一時間足のススメみたいになってしまったんですけど・・・

検証っていう観点から見ても単一時間足での考え方っていうのは、
とても合理的な考え方なんですよ。

次回はもう一つの検証する意味というものに
スポットを当てて書いていこうと思います。

お楽しみにw

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