あなたがもうこれ以上、上がらないと考え
売りを仕掛けます。
だけど、あなたと同じ場面を見ている別の人は
ここから上がると考え、買いを仕掛けます。
上がったり下がったり、上ヒゲつけたり下ヒゲつけたりと
波を打って市場は動いていきます。
人間というものは外の出来事について
客観的に事実を把握するのではなく、
自分の受け取りたいように、自分の経験や好き嫌いによって
主観的に意味づけし反応してしまいます。
要はあなたに見える市場とは、実際にはあなたが自分の心の中で
こうだからこうであるといった意味づけに基づいた市場である
ということです。
そして様々な可能性の中から自分で選び、
自分で決めています。
トレードで負けたのも自分で選択し決めたことによって
そうなったのであり、
市場は各トレーダーのこうした主観的に捉えた情報、
あなたの思惑とは何の関係もなく
市場の動きというものを変えることはできません。
自分の信念を正当化するために市場の情報を選択するのではなく、
その時に最も起こる可能性のあることを考えトレードに臨むべきです。
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