習慣の絶大なる力

アリストテレスの言葉に「人の集大成は習慣によって作られる。
優れた結果は単発的な行動ではなく、習慣から生まれる」とあります。

またアメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズも

「思考がが変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」

と習慣の重要性を説いています。

 

良い習慣は良い人生を作ります。

 

しかし、大事なことだと分かってはいてもなかなか続かない。

 

どうしても三日坊主で終わってしまうって方が大半なのではないでしょうか?
例えば、毎日トレード記録をつけるぞと思っていても、

ついめんどくさくなってやらなくなってしまったり、

検証を毎日必ずやると決めても、1日やらない日があるとその後、

さっぱりやらなくなってしまったり…

 

でも、これって理由があるんです。
そうなってしまう理由が。
決して、その人が意思が弱いからとそういうことではなないのです。
人が良い習慣だと思っていても続かない理由とはホメオスタシス機能にあります。
生体恒常性機能とも言います。

 

 

これは人間はいつも同じ状態でいたいという願望があり、

変化を嫌うということです。

 

いくら良い習慣だと思っていても脳は良い悪いの区別がつかないので、

良い習慣だとしても変化と捉えてしまい変化をしない為に必死に抵抗をしてきます。

 

では、どうしたらいいのか?
毎日、少しづつこの変化は日常的な事だと脳に思い込ませればいいのです。
ホメオスタシスを、逆に利用するわけなんですね。
変化する事がいつもの自分だと思わせればいい。

すると、脳はいつも同じ状態でいたいと思うわけですから、

自分の意思とは関係なく無意識に変化した自分であり続けれるというわけなんです。

 

その為には脳が変化していると認識しない程度で

騙しながら変わって行く必要があるんですね。

 

 

ホメオスタシスとはいつもと同じ自分であり続けたいとする働きです。
それとトレードで勝ち続ける事とは現状が負けている、

または勝っても負けてもないといった方達からしたら、劇的な変化なわけです。

 

妄想も膨らむでしょ?勝てるようになったら…こんな自分になりたい、

あれもしたい、これもしたいって(笑)
そういう変化を嫌うわけです。
なので物凄い力でいつもの勝てていない自分に引き戻そうとさせるのです。
それが例えば、ルールを守らない行動だったり、形が整うまで待てなかったり、

チャートがよく分からなくなってしまうといった症状となって現れるのではないかなと思っています。

しかし、矛盾してますよね、変わりたいと思えば思うほどいつもの自分になってしまうって(笑)

 

 

 

で、私が目をつけたのは変わりたいと思ってる方は大抵、劇的な変化を求めます(^^)
目に映るほどの結果を求めるんです。

だけど、それでは変化を嫌う脳に気づかれてしまう。強烈な抵抗に会うことは必至。
だったら自分でも勝ってるのか勝ってないの分からないぐらい、

勝っても支障のない勝ちを積み上げていけば、

それが習慣となり勝つ事が当たり前になってくるのではないかなと。
ただ全ての方がそうであるかと言われると分かりませんが、

私の場合はそれで上手くいきました。

 

 

1日100円程度(^^)
勝っても全く嬉しくもなんとも無い金額を積み上げていき、

勝つ事がいつもの自分になりました。
お金は複利で勝手に増えていきますし、そのうちお金にフォーカスしなくなってきます。
そうして、今の私が居たりします(笑)

コメントを残す