取引方法 【FXの新規注文と決済注文を理解できてますか?】

さて、FXってなんぞや!を完璧に理解したあなた!

 

 

むむむ…まだ今ひとつ腹落ちしてませんか?

 

 

というわけでもうちょっと具体的な事をお話しましょう!!
今回は取引についてです。

 

 

しかしFXの取引方法って沢山あるんです!!
なのでジャンルごとに説明していきます。

 

 

目次

新規注文 と 決済注文

取引は新規と決済のセットで1回です。
例えば、ドルを買ってその後売った場合、

 

ドルを買う⇒新規
ドルを売る⇒決済

 

です。

 

逆に、ドルを売ってその後買い戻した場合、

 

ドルを売る⇒新規
ドルを買う⇒決済

 

です。

 

新規で「買った」場合は決済で「売り」


新規で「売った」場合は決済で「買い」です!

 

売り と 買い

前回説明しましたが一応おさらい

円をドルに交換する事を、『ドルを買う』

 

ドルを円に交換する事を、『ドルを売る』

 

といいます(他の通貨でも一緒です)

 

で!で!

ドル持ってなくてもドルを売れます!!

 

持ってる事にして売り、
買い戻した時にその差益だけが利益(or損失)になるわけです

 

 

また、買いと売りでは値段に少しズレがあります
それをスプレッド(手数料)といいます

 

※スプレッドがよく分からないという意見があったので例を!!

 

Bid 93.630-Ask 93.640
  630       640

 

取引する時は、上の様に売り(Bid)と買い(Ask)で値段が違うんです
この差の分がスプレッドとなり、FX会社の利益になります

この場合スプレッドは1通貨あたり0.01円になります

 

 

成行 と 指値

成行(なりゆき)は注文と同時に買う事ができます

 

私は

「今ここで買い!!」

 

と言いながらリアルタイムで注文する事です

 

HIROとkazuのトレードは

ほぼこの成り行き注文で売買しています

 

 

先ずは、成行を知っていれば

リアルタイムで売買はできます

 

 

 

 

とりあえずリアルタイムで取引できればいいって人は

この先は、とりあえず斜め読みしてください

 

あとで、読んてもらってもいいですよ

 

 

さて、指値(さしね)とは

『この値段になったら買う』

 

『この値段になったら売る』

 

と先に買う値段又は、売る値段を指定しておく事を言います

 

注文を入れたら後は放っておくだけです

 

指定した値段になった時に自動的に買ってくれます

 

リアルタイムで取引できない人には有効な注文方法ですね

 

但し、指標発表など値段の変動が激しい時は
注文した値段から大きくはなれた値段で
売買(約定)されてしまう事があります

 

それをスベる、といいます

 

言葉で理解するのはむずかしいかもです

 

なので更に詳しく説明を追加しますね

 

よくつかわれるMT4を使います
では成行注文について解説します

 

先ずは、下図の「新規注文」をクリックします

 

 

するとチャート上に下の画面が表示されます。

 

 

 

この画面では成行注文になっています

成行注文とは自分でタイミングを見計らって売買をすることです

 

 

 

①:通貨ペアの選択

今の画面ではポンド円が選択されています

 

②:取引枚数の選択

『1.00』の場合は10万通貨(1ロット)です

 

③:売りたい時(瞬間)にクリックします

 

④:買いたい時(瞬間)にクリックします

 

初心者のうちは成り行き注文だけでも

十分トレードできますので難しいことは後から…っていう

あなたは、次の指値または逆指値の注文方法は

読み飛ばして後から読んでも良いですよ^^

 

次に、指値または逆指値注文について説明します

「注文種別」を「指値または逆指値注文(新規注文)」に変更した画面が下

 

04注文発注

ひとつずつ解説しまーす、
①:通貨ペアの選択

例えばドルを運用したければUSDJPYを選ぶ

 

②:取引枚数の選択

『1.00』の場合は10万通貨(1ロット)

最小は『0.01』1000通貨です

 

③:「買い」または「売り」たい方を選択します

※注意 『Limit』と『Stop』についてはあとで説明します

 

④:価格の設定

「買いたい」または「売りたい」値段を入力します

 

⑤:送信ボタンで注文終了です

 

注文を入れた取引は「取り消し」もできるので

相場の流れに合わせた判断も可能となります

 

決済は「成行」でも「指値」でもすることができます

 

 

この辺で、頭バーーーーンの人…

次はもっとややこしくなります

 

更に斜め読み加速してください。

ほんとに、あとで読んでもらっても大丈夫です!

 

 

新規注文の指値(Limit)と逆指値(Stop)

 

値段指定の方法は、

 

指値(Limit)

 

逆指値(Stop)

 

があります

 

買いの場合、
現在の値段より低い値段で買う注文を指値(Limit)
現在の値段より高い値段で買う注文を逆指値(Stop)

売りの場合、
現在の値段より高い値段で売る注文を指値(Limit)
現在の値段より低い値段で売る注文を逆指値(Stop)

 

と言います

 

もうワケがわかりませ~ん^^;

 

表にまとめてみました~^^;

 

現在の値段より高い 現在の値段より安い
買い注文 逆指値(Stop) 指値(Limit)
売り注文 指値(Limit) 逆指値(Stop)

 

 

もう少し、説明してみます

 

新規注文について考えましょう

 

例えば、現在のドルの値段を1ドル=100円と仮定して

ドルの値段が101円…102円とどんどん上がっていってるとしましょう!!

 

この場合買いか売りか、どちらが正しいでしょうか??

 

答えは、「それはわからんがねぇ~」が正解です^^

 

06関数グラフ

 

左のように高1で習う1次関数的な増加だと、
そのまま上がり続けるので『買い』が正解ですね

 

 

逆に、右のように高2で習う2次関数的な増加だと、

そのうち反転すると読んで『売り』ですね

 

この値動きが読めるようになれば勝てます

が…しかし、これが難しいんです

ってか先を読むのは無理です(笑)

 

 

そのまま上がり続けると読んで『ある値になったら買う』という注文が逆指値(Stop)

 

そのうち反動が来ると読んで『ある値になったら売る』という注文が指値(Limit)

 

つまり、指値は反転を狙った注文(今の動きと逆)という事です

 

 

逆指値は素直な人、指値はギャンブラー又は、天邪鬼がする事なのです

 

 

逆に下がっている場合だと、

 

そのまま下がり続けると読んで『ある値になったら売る』という注文が逆指値(Stop)

 

そのうち反転すると読んで『ある値になったら買う』という注文が指値(Limit)

 

となります

 

 

 

決済の指値と逆指値

 

今度は決済の場合を考えましょう

 

 

指値(Limit)注文はT/Pとも言い

「この値になったら利益を確定しよう!!」という注文です

 

例えば、今ドルを90円で買いを入れた場合
「91円になったら売ろう」という注文が指値注文です^^

 

 

一方、逆指値(Stop)注文S/Lとも言い

 

①損失をあらかじめ限定する逆指値注文

この値段になったらやばいから、ロスカット(損切り)しようという注文です

 

たとえば、ドルが上がる(円安)と予想して100円で買ったとします

 

値段が予想とは逆に動き99円まで下落した場合、この時点で1円の損失があります

反転して上昇するかもしれないけれど、このまま下がり続けるかも…

2円の損なら受け入れる事ができる!

もしくは、2円以上の大きな損失を避ける!

 

つまり、98円で損を確定させる為に入れる逆指値注文がロスカット(損切り)注文です

 

ロスカット(損切り)とは悲しい響きですが

今後の資金管理においてめちゃくちゃ重要になります

 

 

②利益を確定させる逆指値注文

この値段まで逆行したら利益を確定しようというちょっと嬉しい注文です。

 

たとえば、ドルが上がる(円安)と予想して100円で買ったとします。

値段が予想通り動き103円まで上昇した場合、この時点で3円の利益がありまよね

 

まだ上がるかもしれないけど、2円は利益を確保したいという場合

102円で利益を確定させる逆指値注文を入れます

 

ふーーーーーっ

脳ミソ沸騰状態じゃないっすか?

 

どーしてもわからんって人は

 

「ロスカット(損切り)注文は絶対する」

 

これだけは確実に覚えておいて下さ~い。

 

 

 

はじめての方にはかなりややこしいと感じるかもしれませんが
2~3回じっくり読んで頂けたらわかるんじゃないかと思います

 

では、次行ってみましょう!

 

次の記事

「投資でも株でも最も大切な本質とは?」

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