今日は型破りと型無しというお話し

 

これはもう何処かで耳や目にしてきた事でご存知の人が多いかもしれませんが…

読んで字のごとく、型というものがある人はそれを破ることで型破りとなり、

型が無い人は型無しということなんですが。

 

 

この型っていうのの意味を調べると“芸能や武道などで、規範となる動作・方式。

きまったやり方。伝統的なしきたり” とあります。

 

 

まぁ、軸や根幹、核など色んな言い方があります。

これらが有るのと無いのとでは、無いとかなりダメな奴という印象を持ちます。

 

 

軸が無い、根幹と為すものが無い、核が無い、型が無い…

どうですか?これらに”あの人は"と付け加えたらすごく残念な人に思えますよね?
これほど有るのと無いのとで変わるという事はそれだけ重要なんだという認識があるからだと思うんですね。

 

 

 

私たちは今、教えている方々には徹底的に型を教えています。
基礎中の基礎ですね、で、この時にやはり質問で多いのは、

ここがちょっと抜けてますけど大丈夫でしょうか?

とかここは微妙に届いてないんですが許容範囲ですか?などの質問ですね。

 

 

 

それに対してはきっちりルール通りにやって下さい。とか、

ここが抜けてるので気になります。とか、

ここはMAに触ってないので打てません。とか結構、細かく指導しています。

 

 

でも、この細かい部分ってのは本当はどーでも良かったりするんですけど、

(そこをきっちりやったら勝率上がるとかでは無い)
じゃあ、何でやるのか?

 

 

予測不可能の相場では何も指針となるものがなければ、それこそ彷徨うだけなのだ。
周りに何も無い大海原のど真ん中に放り出されたら、どんな優秀な航海士でもどっちにいって良いか分からなくなる。
その昔、今のようにGPSなど無い時代、人々は太陽や月、星を目印に海を旅していたといいます。

 

 

 

型とはそんな目印とした太陽や月、星などと一緒です。
自分の型というものを足場に予測不能な相場で方向を見定めてトレードしていかなければならないのです。

 

 

 

ですから、その型が出来上がるまでにブレていては型を作ることができず、いつまで経っても型無しのままです。

 

 

 

そして、いつまでも型が定まらず、諦めてしまう人が大半かなと。

 

 

ここで型を作る事の重要性は分かると、ただどうして良いのか分からない。という人がいますが…
これは分からないでは無くて考えていないといった方が正しいですね。

 

 

分からないから行動しないは成立しません。分からないなら分かるように行動すべきだと思います。

やり方に正解など無く、思いついた事を片っ端からやっていけば良いと思うのです。

 

 

まずは型を作る、徹底的に落とし込み、そこから見えてくるものがある。 その型を元に新しい視点を入れて型を破っていく。

 

 

そうして、オリジナルの型を創り上げていくのです。

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