FXの業者には国内・海外合わせていくつも業者があります。
Rize Life Hacksでは、主に海外口座を推奨としています。
それでは、なぜ国内ではなく海外の業者を推奨としているのか?今回は海外口座を推している理由について記事にしていきます。
目次
海外口座のメリット
レバレッジの規制
FXの業界で「レバレッジ」という単語は皆さん知っていますよね。
国内だけでもテレビCMで有名なGMOクリック証券さんやDMM証券さんをはじめ数々の証券会社が存在していますが、金融庁からレバレッジの規制が介入し、国内の証券会社では少ない証拠金で大きく稼ぐことが非常に難しくなってきました。
※具体的な時期は明言されていないものの、おそらく2018年中か2019年中にはレバレッジが25倍→10倍に引き下げられることが考えられます。(2018年1月時点)
レバレッジ規制に関してよくわからないよという方は以下の記事を参考にしてみてください。
レバレッジ10倍だと何が困るの?
率直に言うと、「そこそこ資金を投じれる人しか取引できない」ということが困る要因でしょう。
おそらく、株や投資信託など、数ある投資商品の中から「FX」を選択している投資初心者の人にとって、FXは少額資金で運用できる上に、利幅も大きく取れるという印象でスタートを切ろうとしているはずです。
例えば、
ドル円(1ドル100円を想定)を10,000通貨で取引しようとした場合の、必要証拠金は以下の図となります。
この図から見てわかるとおり、国内レバレッジが25倍→10倍に規制されると、10,000通貨を取引しようとすると、およそ10万円は必要証拠金として最低限必要となります。
しかし、実際はドル円も112円程度(2018年1月時点)ですので、112,000円必要ですし、ポンド円に至っては、155円程度ですので、155,000円必要です。
ロスカットや損失等々を耐える必要があることを考えると低く見積もっても20万円は必要証拠金として確保しておきたいですね。
それでは、海外の証券会社ではどうなっているのでしょうか?
海外の証券会社では金融庁のレバレッジ規制による影響はなく、高倍率の証券会社ばかりです。上図でレバレッジが100倍や200倍としたときの必要証拠金の低さに驚いたことでしょう。
おそらく初心者の方が期待している5万円程度から始められたら〜とか10万円程度から始められたら〜の考えに合致した資金管理でFXをすることができます。
追証がない(ゼロカットシステム)
次に挙げられるのが「追証がない」ことです。
相場には極稀に値が大きく飛ぶことがあります。
直近の過去の例をあげるとすると、2015年に発生したスイスフランショックでしょう。
通常、想定よりも損失が多くなってきた場合、ストップオーダーを置いて、想定よりも損失を未然に防ぐことができます。
しかし、スイスフランショックのときは、25円ほどもの値が一瞬にして動いて、ストップオーダーが働かなくなりました。
25円というと、1万通貨で換算すると25万円に相当します。
もし、自分の口座資金が10万円だった場合、15万円分の損失を証券会社に支払わなければなりません。
国内口座ではほぼ全てがゼロカットシステムに対応していないため、損を抱えた人たちは追加で証拠金を入金する必要がありましたし、もしなければ、証券会社と今後の返済計画の話し合いをしていき債務整理しなければなりませんでした。
これがまだ1万通貨ならなんとか借金をまかなえるかもしれませんが、10万通貨や100万通貨で取引していたならなかなかこの借金を返済するのは難しいでしょう。
しかし、海外口座ではほぼ全ての業者がゼロカットシステムを採用しているため、仮に万が一証拠金がマイナスになろうとも、ゼロで決済してくれます。マイナスを抱える必要がなくなるのです。
このシステムに気づいた人達は、海外口座にメリットがあると感じ、続々と海外口座に乗り換えたようです。
取引ツールが秀逸
MT4(MetaTrader4)はご存知でしょうか?
FXの取引ツールとして有名なMT4ですが、MT4の何がいいかと言うと移動平均線やボリンジャーバンド、フィボナッチなど、相場でよく利用されているツールが手軽に扱えるということや、過去チャートを見るのが簡単だったり、複数の時間足を簡単に表示できること等様々です。
更に、有志の方がオリジナルのツールを作成し世に出しているため、拡張性もあるため、使いやすいツールの一つとして全世界的に有名です。
海外口座では取引の基本をMT4としていますが、国内口座ではどうでしょうか?
GMOクリック証券:はっちゅう君FXプラス や プラチナチャートプラス etc
DMM.com証券:DMMFX PLUS、DMMFX ADVANCE etc
外為どっとコム証券:外為ネクストネオ etc
軽く3社を挙げてみても様々なチャートツールがあり、使い勝手は様々です。
中にはもちろん使いやすいツールもあるんでしょうけど、ここに挙げていない他の証券会社も含めると相当数の取引ツールです。こんなに数があると何がいいのか、自分には何が合うのか、メイン口座はクリック証券だけど、使いたいツールは外為ネクストネオなのに。。。などといった分かりづらさが出て来ますよね?
それに比べるとやはり、全世界で有名なMT4を使用するのは、余計な選択肢を考える必要がなくなる分、楽ではないでしょうか?トレーダーは金を稼ぐことが必要であって、ツール探しに奔走することが必要なわけではないですよね?
更に、MT4の使い勝手が分からないと感じれば、有名で使用者が多い分、検索すれば解決策もすぐに出てきます。
ここまで整備されているのならばMT4をメインで使用するのは何らおかしい話ではないはずです。
ボーナスキャンペーンが多い
口座開設でキャッシュバックキャンペーンを開催している業者が多いです。
ただ、国内業者でも同様にキャッシュバックキャンペーンを開催している業者が多いので、キャンペーンによるアドバンテージはあまりないかもしれませんね。
キャッシュバックを頼りにするよりも、自分でガッツリ稼いでやりましょう。
日本語対応している業者が多い
海外口座が良いと言えども、やはり気になるのは外国語対応ですよね。
口座開設に関しては英語圏の書き方になりますが、サポートは日本語で日本人が対応してくれる業者がほとんどです。
日本語対応というだけでかなり安心できますよね。
国内口座は当然日本人の対応になりますので、国内口座より優れてるとは言い難いですね。
取引の透明性が高い
国内口座ではDD方式(店頭取引)、海外口座ではNDD方式(電子取引所取引)を採用しているところがほとんどです。
この方式の違いを説明すると長くなるので、簡潔に説明しますが、
DD方式では証券会社が値を決めて、その上で取引をします。
NDD方式では取引所と取引するため、トレーダーの注文通りに取引ができます。
何が違うかと言うと、DD方式は証券会社が値を決めている。すなわち証券会社側の好きなように操作されるということです。
あまりに露骨な操作はないでしょうけども、トレーダーの不利なレートに滑らせたり、システムダウンと称して故意に取引をさせなくすることができてしまいます。
少額ロットではあまり影響はないでしょうが、ロットが高くなるにつれてレートが滑るとダメージが大きいですね。
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