資本主義社会との関わり合い

目次

資本主義とは何だろう

以前、マルクスの「資本論」を読んでますといっていましたが、

何か改善しようとする時、まずは現状把握をする事が第一だと思っています。

いま自分はどういう状況なのか?

何が問題で何がブレーキになっているのか?

自分の周りの状況を知ることも大切です。

日本は、世界は?どう動いているのか?

そう思った時に資本主義社会に生きてて、資本主義社会ってそもそもなんなんだ?となったので、その根本となる「資本」について語っている「資本論」を読んだという経緯があるんですけども。

マルクスが「資本論」を書いていた時代背景は1860年頃のヨーロッパ、貴族階級(資本家)と労働者とにハッキリと階級が分かれてた時代です。

労働者が労働から解放されることは死ぬまでありませんでしたし、選択肢も、自由もありませんでした。

一部の資本家、貴族が富を独占していて、

無限に続く労働のループから解放されるために、共産主義社会を目指すわけです。

今でもその形は大きくは変わっていません。

どこかが出したおもしろい記事があるんですけども…何年かしたら最富裕層「1%」の総資産額が、残り「99%」の総資産額を上回るであろうという報告結果が出されているそうです。

ただ、明らかにマルクスの生きてた時代と私たちが生きてる時代には異なる点があります。

自由を武器に

それは私たちは自由だと言うことです。

私たちには選択肢が無数にありますし、選択する自由もあります。

しかし、選択肢を誤るとマルクスの生きた時代にいた労働者さながらの無限ループに陥ってしまうわけです。

先人たちが勝ち取ってきた自由の上に私たちは生きているわけです。

はっきりいってこれを生かさない手は無いわけなんですね。

今や経済は多様化しています。

つまり、経済的に成功する方法はいくらでもあるというわけです。

また最近ではこんな記事も読みました。

その記事に深く共感したのですが、そこにはこう書かれていました。

もっと本質的に、「資本主義経済との関わり方」を考える必要があります。

行き過ぎた資本主義に乗っかるのではなく、

実態のある資本主義経済を生み出さなければならない。

それには「価値の交換」という、最もシンプルで、実態のある関わり合い方をするべきだ。

その為には、「有効な資本を増やすことにフォーカスしなければならない」

ここで資本=お金だけでは無いという事を言っておかなければなりません。

お金はもちろん資本でもありますけど、それだけでは無い。

知識や経験、能力やスキル、人脈や実績、これらも資本なんです。

資本とはお金を生みだす元となるものですから、それを増やすことが出来れば「価値の交換」はいくらでも出来るというわけです。

その中で最も安定した資本が知識や経験でしょう。

実態もあるし、安定してるし、努力次第でいくらでも増やすことが出来るし、様々な応用が可能です。

ですから、自分の実態を大きくすることにフォーカスした方がいいんじゃないか?と思うわけです。

その為には自分というものを進化させていかなければなりません。

ある方は進化の連鎖が必要だと言っていました。

進化の連鎖とは、興味が知恵を呼び、知恵が興味を呼ぶ状態を意味するそうです。

楽しすぎる毎日

毎日新しい発見があり、毎日新しい考えが生まれ、毎日、昨日とは違うことを実感する。

まさに私が今、実感している事です。

ですから、毎日が楽しくて仕方がない。

この楽しさというのは、「あー楽しいな」という薄っぺらな感じではなく、心の奥底から打ち震えるような、なんでこんなにも楽しいのかと自分でも分からないが感動すら覚えるような楽しさが毎日ある感じなんです。

毎日が新しく、毎日が楽しいと感じられるなら、そこには世界に対して…いや世界というよりも全てに感謝できるようになります。

いつまでも1つのことに執着してしまったり、物事を1方向からしか見れなかったり、世の中を恨んでいたり、卑屈に見ていたり、他人をバカにしている奴は、何にも気が付けません。

結局大切なことに気が付けないし、何より、

進化の連鎖を起こすことは出来ません。

全てに感謝する事ができれば、何でもないものから気が付くことが出来るようになる。

現実経済が高度化する一方で、自由である私たちは精神的な進化も求められていると思います。精神的な進化とは、答えを与えられるのではなく、自分自身で勝手に気が付くことが出来るということです。

コーチング

そこで繋がったのがコーチングです。

コーチングというのはよく、誤解されますけどもティーチングとは違います。コンサルティングとも違います。

この3つの違いを皆さんは知っているでしょうか?

分かりやすく説明するとティーチングは答えをいって、そこに行くように~しなさい、~やってくださいと教えます。

コンサルティングはいくつかの答えを用意して、そこに行くには~もありますよ、~はどうですか?と提案し導いてくれます。

では、コーチングはと言うと答えを相手に気づいてもらいます。その為には相手とたくさんのコミュニケーションを取り、相手がどうしたいのか、何をしたいのかをしっかり聞いてあげる。相手が行きたいところがあれば、そこに行くにはどうしたら良いですか?あなたがやるべき事はなんですか?と聞いてあげるのがコーチングなんですね。

結局のところ進化というのは誰かが用意してくれるものでもないし、誰かに強制されるものでもありません。

自分で気づき、自ら行動して進化していかなければならないのです。

そのサポートを行うのがコーチの役目であり、決して答えを教えるのがコーチングでは無いです。

今や一流のスポーツ選手、トップ企業の社長さんには必ずと言っていいほどコーチが付いています。

精神的な進化を求められている私たちにとって、これからの時代はコーチのような存在が必要不可欠となっていくでしょうね。

またコーチを付けるのと付けないのとでは明らかに成功する確率も上がりますし、期間も短く成功すると言われています。

セルフコーチングといって自分で自分をコーチングする手法もある事にはあるのですが、やはり自分以外の誰かに伝えるという行為が飛躍的に成長を促す事は否めません。

私が、アウトプットして下さい。とよく言うのもその為です。

誰かに伝える為には自分が伝えたい事を深く知らなければ伝える事は出来ません。

それは自分が何を考え、何を伝えたいのか?と自分と言うものを深く知ることでもあるのです。

長くなりましたが、今の時代は全てが自由です。あなた方の可能性も無限大です。

だからこそ、薄っぺらで表面的なものを追い求めるのではなく、自分自身を進化させて実態を大きくしていきましょう。

この記事を読んで何か感じた事があれば、是非メールして下さい。

お待ちしております。

それでは。

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